simple
”本物は常にシンプル”
最近この言葉にとても影響されている。
インテリアを考えるにしても、服を選ぶにしても、私はシンプルなデザインのものをよく選ぶ。
単に自分の好みなので都合が良い感じもするが、シンプルとはモノ、コトの本質だと考えている。
現代は何を選ぶにしても、選択肢が増えすぎた。
技術は進化しても、人は進化しない。
情報という保存領域がアップデートしても、人という作業領域は変わらない。
今後、価値が高まるのは選択肢の多さではなく、個人への最適化である。
だが、最適を選ぶための判断材料が足りない人も多い。
私もその一人。
だから、選ぶのに困ったときは必ずシンプルなものを選ぶ。
そうすると、様々な特徴に目を向けるようになる。
だから自分の判断に自信が持てる。
選択肢がない時代、人々は何事も内容に関心があった。
選択肢がある現代、自分への最適な価値を見つけれず、人々は考えることをやめた。
流行、周囲の判断、価格…
曖昧な判断材料で、モノが選ばれる時代。
内容に目を向けないから、人は簡単に流されるし、簡単に批判もする。
だから他人との比較も増えるし、執着も生まれる。
複雑化するから、世の中ストレスがなくならない。
だから私は、シンプルなものを選ぶ。
他人と比較する必要はないし、誰かを批判する気もない。
何事も、本質を見極めれる人間でありたい。